トラブル対処
管理人(以下:管)「『・・・お気に入りの家具にジュースこぼしちゃった!』ということ、ありますよね?」
友人(以下:友)「まぁ、あるけどさ。なんで、またこの形式なんだ?」
管「気に入った♪」
友「あっそ・・(呆)。まぁ、いいや。説明して来〜い」
はい、気に入りました。結構楽しいですコレ(友「アホ」)。・・・え〜と、そうそう、トラブルで多いのは上のように、何かこぼしたりして、汚してしまうことだと思います。しかし、あわてて拭いて、かえって汚れを広げてしまったこともあるでしょう。
そんなときの対処方法を教えておきましょう。それぞれの性質と、ソファーの生地にあった方法を選択して正しく汚れを落としましょう。なお全てに共通ポイントとして、こすらない・押し込まないようにしましょう。
水に溶ける汚れ
これは、ジュースや、コーヒーなどです。布系の場合は、きれいな布、キッチンペーパーなどを当ててトントンと叩きます。大雑把に汚れが落ちたら、薄めた洗剤を浸した布でやはりトントンします。
最後に水を浸した布で叩いて洗剤を取り、乾いた布でふき取ります。ポリエステルが100%の物は水洗いも可能です。ただし、洗剤は残らないように、最後にきちんと拭き、あまり濡らし過ぎないように注意しましょう。
合皮系はティッシュなどで軽く抑え、汚れが気になるのなら固く絞った布で叩きます。本革の場合は基本的に『こぼさないこと』です。一応、布系と同様の方法である程度は取れますが、毛羽立ったりすることが多いです。その場合ブラッシングで毛並みを整えると大分目立たなくなりますがある程度は覚悟しましょう。
油による汚れ
中華料理などや口紅などによる汚れです。常識ですが基本的に油汚れは水では落ちません。布系ならベンジンなどを薄めたもので何回も叩くと目立たなくなります。
合皮も同じですが、物によってはベンジン跡の方が目立ちかねないので先に目立たないところで試しましょう。本革の場合は本革クリーナーを使いますが、これも事前チェックしておきましょう。
本革ではベンジンやシンナーは絶対に使用しないでください。汚れそのものより悪くなる可能性があります。
その他の汚れ
泥などは、そのまま拭くと小さな砂で傷がつく可能性があるので、柔らかめのブラシで大きな粒を取り除きます。その後は固く絞った雑巾で叩きます。本革の場合はその後でブラッシングして毛並みを整えることを忘れないようにしましょう。
次に血液ですが、あまりにも目立つ位置であれば布を敷き、その上からオキシドールを含ませた布で頑張って叩く、またはあてこすります。これでいくらかは目立たなくなります。なお、絶対にぬるま湯・お湯は使わないようにしましょう。それと血液は基本的に落ちにくいのである程度はあきらめてください。
その他のトラブル
最も多いのが、合皮にヒビが入ること。これは直射日光の当てすぎか、水拭きのせいです。「手入れの方法」で紹介した方法で、手入れをしてください。
次に多いのが、キズです。キズそのものはどうしようもないので、タッチペンでごまかしましょう。傷つけやすいもの、角がとがっているもの、鍵やはさみなどを上に置かない。座るときは自分の装飾品に気をつけるなどの予防をしましょう。
本革がガサガサになったというのもたまに、聞きます。本革のソファーは手入れの仕方や扱い方により、長持ちするしないが決定します。革には油分が染み込んでいるのですが、放置するとこれが次第に抜け落ちていきます
そうなると上で言ったとおりがさがさになっていってしまいます。市販の革クリーナーなどはこの油分を補充する働きがあるので、最低でも3ヶ月に1度はクリーナーを使って上げましょう。
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浜松市のフォトスタジオ
Last update:2023/4/19