家具の中でも、ソファは結構日ごろの手入れにうるさいほうです。そして、それはあまり知られていないことがほとんどなので、ソファがすぐに傷んできた、と言って苦情の電話を入れたり、ネットの掲示板にあそこは悪いと書く人もいるとか、いないとか。心当たりがある人は自分はソファの手入れをきちんとしていたか、胸に手を当てて考えて見ましょう。 |
家具の中でも、ソファは結構日ごろの手入れにうるさいほうです。そして、それはあまり知られていないことがほとんどなので、ソファがすぐに傷んできた、と言って苦情の電話を入れたり、ネットの掲示板にあそこは悪いと書く人もいるとか、いないとか。心当たりがある人は自分はソファの手入れをきちんとしていたか、胸に手を当てて考えて見ましょう。 |
基本的に、3つの事を守れば大丈夫です。3つのこととは、
この3つです。手入れをしっかりすると言うのは、基本的に掃除をするということです。もちろん、毎日毎日やるのが理想ですが、そういうわけにはいきませんので、週に1回。悪くとも2週間に1回は掃除しましょう。
また革製品には、本革製品のクリーム(本革クリーナー)塗り込みは最低2〜3ヶ月に1度ほど行うのが良いでしょう。メーカーでは月に1回の塗りこみを推奨しています。これだけのことをやっていれば、やってないのと比べて、かなりの差が出てきます。
置き場所に気を配るというのは、直射日光に気を配るという意味です。何にでも直射日光は良くないという事ですね。後は外気に触れるのも好ましくありません。そこで、窓際に置くのは避けましょう。どうしてもそこにおく場合は、昼間は最低でも、薄いレースのカーテンをしておき、窓は必要以上、開けないようにしましょう。
ほかには、ソファカバーをかけておくのもいいと思います。その場合は、本革などの感触が楽しめないのがデメリットになってしまいますが、悪くなるよりはいいでしょう。
最後の乱暴に扱わないは常識です。傷をつけたり、ソファのうえで跳ね回るようなことはしないようにしましょう。跳ね回るだけでもスプリングが壊れてしまいやすくなってしまいますし、傷はとても目立ちやすいです。
本革は特に傷つきやすい上によく目立ちます。小さな子供がいる家は、子供にソファの上で跳んだりしたらダメだと言っておきましょう。
掃除のときの注意
管理人(以下:管)「『掃除をしよう、あれれ傷ついちゃったなんで〜?』ってことありませんか?」
友人(以下:友)「ないよ」
管「あ、ないですか。・・・ゴホン、え〜と、掃除方法でしたね。掃除方法は素材によって違うって知ってますか?」
友「知ってるよ」
管「それ言っちゃお終いだよ〜」
友「え〜い、泣くな!とっとと説明してやれ!」
ゴホン。え〜上のは無視してください。見ても早く忘れてください。いや〜説明だけじゃ退屈かなと思いまして。実際に似たようなことはありました(そのときは題材は違いましたが)。それはさておき、掃除の方法は、使っている素材によって注意しなければならないことが、いくつかあります。
布系の掃除
ポリエステル100%のもの以外はほぼ一緒で、普通に掃除機をかけていいです。ただ、普通の吸い込み口だと角の部分で傷つける可能性があるので、ブラッシングブラシタイプの吸い込みを利用するとさらにいいと思います。
柔らかいブラシで汚れを掃きだす(ブラッシング)と良いでしょう。それを掃除機で吸い込んでやれば、再吸着はしにくくなります。
ポリエステル100%のものは、掃除は一緒でかまいませんが、撥水性が高いので、汚れがひどい部分は水につけたタオルなどできれいにしましょう。生地が傷む、こすらずにトントンと軽く叩くように行ってください。
本革や、合革系の掃除
合皮系は傷つきやすいので、掃除機は避けましょう。合皮はもともと汚れにくいので、乾拭きで問題ないのですが、もし汚れがひどい場合は、洗剤を溶かした溶剤で軽く拭き、洗剤成分が残らないようにふき取りましょう。
このとき強く拭いてはいけません。かえって表面が毛羽立ったり荒れたりしますから、軽く優しく拭いてあげましょう。
本革には目がありますのでそれにあわせて優しくブラッシングをしてあげます。掃除機でホコリを吸い込むときは革表面に直接触れないようにして行い、キズを作らないようにしましょう。
汚れが目立つ部分はぬるま湯に浸して固く絞った布でトントンとやるか、市販の革用クリーナーなどを使うのも良いでしょう。
ただ、このクリーナーは相性があるのでまずは目立たない場所で試してから使用することをお勧めします。
Last update:2023/2/27